2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
0.予定の変更 今回からイラン近現代史に戻る予定であったが、予定を変更し、今回と次回の二回に渡り、大西つねき氏の「命の選別」発言について考えていきたい。 1.騒動の経緯と訣別の原因 れいわ新選組所属の政治家、大西つねき氏の「命の選別」発言につ…
1.奴隷という鏡 日本政府が打ち出している観光需要喚起政策である「GoToキャンペーン」は、1.7兆円という大規模予算による政策だそうだ。これが政府と電通との共同事業であることは、勘のいいひとなら新聞を見る前に気づいているだろう。そういう人からす…
0.予定の変更 前回までイランの近現代史について見てきた。イランという中東の一地域に過ぎない限定的な場所であっても、その歴史をつぶさに見てみると、そこにはGlobal経済の席巻が見て取れる。Global企業が国家と組み、合法的強盗がまかり通っているのが…
1.奴隷制度のグローバル化 アメリカは資本主義の国である。しかし、この「資本主義」という言葉を「自由な経済競争」と見ると、本質が見えなくなってしまう。「資本主義」という言葉が世に出る前から、「自由な経済競争」は存在したからだ。江戸時代の商人…