2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
1.イラクのヒロシマ通り イラクのハラブジャ(Halabja クルド語Helebce)という町に、Hiroshima Street(ヒロシマ通り)という道がある。ハラブジャの人々にとって、広島は心の町である。ただ、日本人にとっては、ハラブジャは馴染みのない町であろう。広…
0.もとに戻る 今回からイランの近現代史シリーズに戻りたい。第七十回ブログの続きである。 1.「血の町」から日本へ ホッラムシャフル(Khorramshahr)は「心地よい町」という意味だ。イラクとの国境線に近い町で、人口は約30万、港湾の町として栄えた。…
1.スナップショットは断片でしかない 命は大切である。しかしその大切な命を私は食べる。主客二元論ではこの難問を解くことはできない。解けないことは、妙な開き直りの方向へ人を誘う。「命は大切だ」と思いながらも弱肉強食、強者の暴力を容認するという…
1.社会的対立は個人の心の中にある矛盾の反映である 「命の選別」という言葉は、人の心にさざ波を起こす。今回の大西つねき氏の問題も、その「さざ波」の奔流のままに進み、除籍処分によってなし崩し的に終わりを迎えた。世の中はこれで問題終結と見なした…
1.洗脳解除 前回のブログで述べたように、大西つねき氏は形だけ当選しても満足しない。こう言うと、他の立候補者も次のように言うだろう。「私も形だけの当選は目指していない、当選して政策を実行するのが目標だ」と。 普通の政治家は政策が第一だと言う…